どんなに英語を学習をしても、うまく成果が見えず「何をしていいかわからない」という気持ちになったことはありませんか。読めば読むほど英語が身に付く 英語多読 は、そんなあなたの悩みを解決します。今回は、「大人も子供もみんな楽しめるOxford Reading Treeで、効果的に英語多読をするメリット」をお伝えします。
CONTENTS
英語多読 は、あなたの常識を変える!
📚英語多読で得られる効果📚
★英語学習が楽しくなる
★ 英語を英語として理解できるようになる
★ 参考書では難しい単語や表現も無理なく習得!
★ 読書だから、論理的思考が身に付く
★ 英語圏の文化に触れることができる
英語学習に効果的! 楽しく英語多読 を始めよう
私の以前の仕事は、小学生から高校生まで指導する塾講師と英会話講師をしていました。しかも、完全独学、留学ナシ、実力主義で英語講師になったんです。当時は、自分が先生なのに「生徒より私の方が英語をもっと学びたい!」と思ってたと思います。笑
でも、どんなに単語をを覚えても文法を鍛えても、受験用の英語教材ではカバーできない英語の伸び悩みを感じるようになったんですよね。どうやったらもっと効果的に英語学習できるかなぁと考えていたとき、この本に出会いました。
英語多読 すべての悩みは量が解決する! Kindle版
暗記も努力も我慢もゼロなのに英語力が伸びる。日本人の英語の悩みをすべて解消する「多読」の最新事情と実践法が分かる本。暗記も努力も我慢も必要ナシ! 誰でもできる英語をたくさん吸収するコツを教えます。非常識!? でも、すでに1万人以上の方が効果を実感しています。本物の英語力が伸びるのでTOEICなどのスコアも自然に上がります。普通の英語学習では不可能な質・量の英語の吸収を可能にする「多読」で、今度こそ、本当の英語力を身に付けませんか?
なるほど!ちょっと私もやってみようかな、と。
確かに学校教育で受けてきたような英語学習法も、最終的に、文法をきちんと理解することが英語をより理解するための近道なのですから、もちろん大切です。
だからと言って、これだけの勉強をし続けることで終わってはいけません。
教科書や参考書に登場する単語や表現には限界があるんです。
通常、学校で行われる英語教育は、マルとバツがつけられる高校受験や検定が目的だったりするわけで、一生懸命に英単語を覚えて、文法の参考書を解き、付属のCDでリスニングを鍛える…。それでは、英語を話せるようになるはずがありません。
日常に使う英語には「I’m fine, thank you. 」のようにフォーマルすぎる表現だったり、「This is a pen.」っていつ使うんですか?と実用的ではなかったり…。
それに正直、つまらないですよね?
本音を言うと、こういう英語学習は後からでもいいと思います。(受験さえなければ…。)
楽しく英語学習すれば、エンドルフィン(幸せホルモン)の効果でより記憶に残りやすくなりますし、何より「好きこそ物の上手なれ」です。
英語はスピード命!英語を英語として理解する
英語学習の最終的な目的って人それぞれだとは思いますが、大半の人が英語を使ってコミュニケーションを取れるようになることではないでしょうか。
英語の試験でも、英会話をする上でも、特に大切なことはスピードです。
英語を母語としない人は、英語→母語→英語に翻訳→話すという多くのプロセスを頭の中で瞬時に行う必要があり、時間がかかります。
でもそのプロセスに時間がかかれば、『どうしたんだろう?』と相手を困惑させてしまったり、話の内容がすでに先へ進んでいたりしてしまいます。返答を2秒以内に行わなければ不快感を感じるという研究結果もあるそうです。
英語多読で、英語を英語として理解できるようになるので、脳内のプロセスを簡単にすることができ、ただ読むだけでなく、話したり、聞いたりすることさえも簡単します!
英語多読 に Oxford Reading Tree をオススメする理由。
英語多読を始めるなら、大人でも子供でも関係なく、絵本から始めることがオススメです。絵本は、イラストが状況を説明してくれるので、言葉がわからなくても意味を推察することができるからです。
そのため、絵本で英語多読をするだけで、英単語や文法、難しい英語表現でも自然に習得することできます。
しかし、「本当に効率がいいのか?」「いやいや、子供の本でしょ?」と思われる方もいるかもしれません。ここでは、私が Oxford Reading Tree をオススメする理由を解説します。
Oxford Reading Tree を読もう!
Oxford Reading Tree は、イギリスの約80%以上の小学校で「国語の教科書」としても採用されている絵本シリーズです。
この他にも、オックスフォードが監修している絵本は、1200冊以上あり、その中の300話のオリジナルストーリーがOxford Reading Treeです。オックスフォードが構成したカリキュラムはレベルごとに分かれており、しっかりと段階学習ができます。
例えば、Level1+ は2歳程度を対象にした幼児向けの絵本ですが、【went to~】【went on~】などイディオムもたくさん集約されており、繰り返し表現を登場させることで言葉の定着を目指します。
オックスフォード・リーディング・ツリー トランクパックA
レベル:ステージ1~4
絵本の冊数:30冊セット
付属:CD5枚 日本語ガイド5冊
著者:Roderick Hunt / Alex Brychta
出版:Oxford University Press (Japan) Ltd. (2011)
絵本の内容は、キッパーという男の子とその兄姉、パパ、ママと犬のフロッピーのアットホームなストーリー。絵はイギリスらしいタッチで、とても可愛らしくコミカルに描かれています。
理由1 | 世界の名門オックスフォード大学の監修
イギリス南部に立地するオックスフォード大学は、1096年に創設されたイギリス最古の大学です。
世界大学ランキングでは、常にTOP5に入る名門中の名門であり、排出者は、イギリスのジョンソン首相を含む世界各国の大統領、王族、物理学者スティーブン・ホーキング博士など歴史的著名人ばかり。今上天皇と皇后陛下の雅子さまもオックスフォードへ留学されていました。
大学施設は、ハリーポッターのホグワーツ魔法魔術学校のロケ地としても使われた大学ですので、知らない人はいないはずです。
オックスフィードリーディングツリーの表紙には、オックスフォードが読書のレベルの基準にしているブックバンドというものが必ずあり、英語の語彙力や成長に合わせた本のレベルを色で確認することができます。そのため、自分が今どのレベルにいるのか、次はどの本を読めばいいのか明確です。
英英辞書といえば【Oxford Dictionary】 で私もよく使います。収録単語数は60万語以上!辞書さえも手掛けている名門大学が監修した絵本シリーズであれば、間違いなく実用的で正しい英語を身につけることができるはずですね。
理由2 | 関連づけで記憶力アップできる
語学の習得には忍耐力が必要です。英語学習に魔法はありません。結局は、覚えるしかないのですから。だからこそ、英語学習は楽しむべきなんです。
絵本を使う理由は、覚えたい単語や表現をイラストとストーリーで関連づけることで、記憶に残りやすくすることができます。
人間は全く新しい情報を入れることが苦手なため、すでに自分の頭の中にある情報と新しい情報を関連づけることによって、思い出すきっかけを作りやすくすることができるからです。
覚えた記憶を自由に出し入れするために、イラストやストーリーはとても役に立ちます。
理由3 | フォニックスで英語学習をさらに効率よく!
フォニックスって知っていますか?アルファベットの語順を見ただけで、発音の規則性を学ぶ英語学習法の一つです。
例えば、「ザ ドッグ イズ ビッグ」もフォニックスです。
近頃は、多くの小学校でも取り入れられており、聞いたことがある方も多いかもしれませんね。世間の認識的には幼児教育だと思っている方も多いですが、英語学習法の一つなので、年齢は全く関係ありません。
フォニックスを一緒に体系的に学べば、これまでのカタカナ英語の発音を矯正したり、スピーキングにもリスニングにも、英単語の暗記にだってとても有意な学習法なんです。英語を見ただけで発音できることは、発音からスペルを想定することだってもちろんできるようになります。つまり、頑張って英単語のスペルを覚える必要がなくなるのです。
Oxford Reading Treeには、このフォニックスを学習者のレベルに合わせて、多く組み込んであります。だから、自然に英語を効率よく習得できるわけです。
英語多読 の三原則
📚英語多読の三原則
✅ 辞書は捨てる
✅ 分からないところは気にせず飛ばす
✅ 自分に合わないと思ったら途中でやめる
児童書は、1冊だけで5000語以上の語彙力に触れることができます。
私が中学時代に初めて買った洋書が『ハリーポッターと賢者の石』でした。私は背伸びして買ったんですが、英単語が難しすぎて1語進むごとに辞書を引くはめに…。結局、第二章まででやめてしまった経験があります。当時の私には、明らかにふさわしくない本でした。
英語学習は、背伸びをすれば間違いなく挫折します。
英語多読で大切なことは、英単語を暗記しようとすることではなく、全部を理解しようとするということでもなく、なんとなく理解できたという達成感を得ることです。色んな本を読むことで、くり返し似た表現や単語に出会うことができ、「なるほど。こういう意味か!」とストーリーの流れで理解を深めることができるはずです。
私のORT300冊の挑戦!
これから1話ごとにオックスフォード・リーディング・ツリーの絵本をご紹介していきます。
ORTを読んでいる、またこれから読みたいなと思っているあなたに、 効果的に英語学習ができるよう、オチがネタバレしない程度に要約した内容と、私の感想、登場するキーフレーズと一緒に登場する文法解説、語数やクイズを作品と一緒にご紹介します。
一緒に、ORTでネイティブの子供たちのように、英語を学習しませんか。
参考文献:
「すべての悩みは量が解決する 英語多読」繁村一義/ 酒井邦秀 著
「INPUT大全」樺島紫苑 著
「OUTPUT大全」樺島紫苑 著
次回はこちら:
【徹底比較】 Oxford Reading Tree レベル1+の中身を大解剖!