LEARNING ENGLISH, Oxford Reading Tree

【ORT Level 1+】#33 The Journey のお話。

The Journey Oxford Reading Tree

どんなに英語を学習をしても、うまく成果が見えず何をしていいかわからないという気持ちになったことはありませんか。読めば読むほど英語が身に付く英語多読は、そんなあなたの悩みを全て解決します。今回は、Oxford Reading Tree の The Journey  をご紹介をします。

ORT Level 1+:The Journey


The Journey ORT
Oxford Reading Tree “The Journey”より
ブックバンド: ピンク 
レベル:Stage 1+ Patterned Stories
ページ数:12 pages
語数:19 words
テーマ:感情の形容詞 said
フォニックス:×
時間:約2分
主人公:パパ
登場人物:ママ チップ ビフ キッパー フロッピー

⭐️ブックバンドについて…イギリスの学校では、本のレベルを表すためにブックバンドが使われています。ORTの絵本には、それぞれの絵本の裏にブックバンドのカラーをつけることで、絵本のレベルが分かるようになっています。

お話の内容

みんなで旅行に出かけます。ママの赤い車に大きな荷物を詰め込んで、いざ出発!長い渋滞にさいなまれ、子供たちは途中でお腹が空いてしまいます。さらに、先に進と、「回り道」の看板が・・・。パパはイライラ、ママは迷子で、無事に目的地に着けたのでしょうか。

ojachanのBOOKレビュー

総合   ★★★★★
面白さ  ★★★★★
学習効果 ★★★★
難易度  ★★★★
知識関心 ★★★★★
異文化理解★★★★★

面白さ・・・ストーリーの意外性や内容の面白さを評価

学習効果・・・文法や語彙、表現について学べ実際に使えそうかを評価

難易度・・・Oxfordが想定する対象年齢と初級英語学習者が感じる難易度を評価

知識関心・・・科学的な好奇心や興味関心を向上するような内容かを評価

異文化理解・・・イギリスと日本の文化的な違いを学べたかを評価

すべての評価は、ojachan の個人的な見解に基づきます。

ojachanの感想

今回のお話は、旅行の道中の話でしたが、いつも仲良しの家族も渋滞🚗🚙🚌には勝てない様子。

どんな時も、笑って過ごす優しいパパもイライラ😠で、初めて、みんなの困った顔😓を見ました。ちょっと内容的には、今までのキッパー家に比べると暗い😞お話だったです。

全体としては、客観的視点で語った内容で、【said】が最初から最後まで通して、使われています。

今回の文法は難しくないのですが、言葉がまたしても難しい!イギリス🇬🇧英語が出てきたり、見慣れない単語が出てきたり。はい、とても勉強✏️になりました。

タイトルからは、ワクワクするような内容かなと思いきや、ちょっと想像と違ったかな。

まぁ、でも、家族ってこんな感じですよね。家族のリアルな様子を描いたアットホーム🏠なストーリー📙でした。

文法レベル

文法内容:be動詞現在形
文法レベル:中1レベル 英検5級

Oxford Reading Tree: Level 1+: More Patterned Stories: Journey (英語) 

Amazonレビュー:★★★★★

レベル:ステージ1+ More Pattered Stories A

絵本の冊数:1冊

著者:Roderick Hunt / Alex Brychta

出版:Oxford University Press (Japan) Ltd. (2011)

付属:CD5枚 日本語ガイド5冊

キーフレーズ

⭐️絵本に合わせた意訳をしています。

① bored とboring

“I’m bored”, said Kipper.
キッパーは、「つまんない」と言いました。

【bored】は、「つまらない」と言う意味の形容詞です。

英語で感情表現を使う時、-ing】にするのか【-ed】を使うのか迷ったことはありませんか。

例えば、「(私は)つまらない。」と言いたい場合は:

①I’m bored.

②I’m boring.

①は、正しい表現で、②は、意味が通らないです。

②は文法構成的には間違いではないですが、とても違和感がある英語です。

【bore】は、本来「うんざりさせる」という単語で、少しまどろっこしい言い方ですが、

【bored】つまらなくさせられる→(私が)つまらない

【boring】つまらなくさせている→(何かを)つまらなくさせる

という直訳になります。

感情表現は、-ed】は、主語が影響を受ける-ing】は、主語が影響を与えるという意味でとらえると、色んな表現で役立てられると思います。

では、他の例を考えてみましょう。

① I’m excited. (私が)ワクワクさせられる。→(私が)ワクワクする。

② I’m exciting.(何かを)ワクワクさせる。→(何かを)ワクワクさせる。

これで、②がちょっと不自然な英語ということがわかったでしょうか。

なので、【-ed】を使った場合は、必ず【I わたし】が主語になります。【-ing】を使った場合は、第三者や、物事が必ず主語になります。

感情表現【-ed】【-ing】
役割主語が影響を受ける主語が影響を与える
主語I わたし他の物事・人
例 I’m tired because of the class.
授業で疲れた。
The class is tiring me.
その授業は疲れさせた。

②「イライラする」表現集

I’m cross.”, said Dad.
パパは、「イライラする。」と言いました。

正直に言います。この表現知りませんでした。😓(英語多読ありがとうございます!)

最初にこの表現を見た時、「?😦」ってなりました。笑

ダイゴさんの『ウィッシュ!』のジェスチャーが、頭の中に浮かびました。

はい、文字通り「わたしは、クロスにする」とか、「わたしは渡るです?」という訳が浮かんだんです。

これは、イギリス英語ならではの表現のようで、意味は、不機嫌になる」「イライラする」という訳になります。

そこで、英語は「イライラする」表現はたくさんあるので、ご紹介します。

English日本語
I’m uncomfortable. 不愉快だ。
That gets on my nerves.神経に触る。
I’m irritated.イライラする。
I’m annoyed with it.むかつく。
I’m frustrated.くやしい。
I’m pissed off.ムシャクシャする。
It drives me crazy.イライラして、おかしくなりそう。

今回の重要単語

⭐️重要単語 は、表紙の裏側に記載されている新出語句を数えています。

Focus words : 13 words

English品詞日本語
bored形容詞つまらない
hungry形容詞お腹がすいた
thirsty形容詞のどが乾いた
cross形容詞不機嫌
lost動詞(過去形)迷った
hooray間投詞バンザイ

The Journey クイズ

Basic かんたん

Intermediate ふつう

Advanced 難しい

体調の表現クイズ

私のORT900冊の挑戦!


ORTを読んでいる、またこれから読みたいなと思っているあなたに、 900冊あるうち、Oxford Reading Tree シリーズの中から1話ごとに、効果的な英語学習ができるようご紹介いたします。

【英語多読】については、こちらを読んでみてください。

一緒に、ORTでネイティブの子供たちのように、英語を学習しませんか。

次回のお話は; こちらをクリック!

【ORT Level 1+】#34 Goal! のお話。

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【ORT Level 1+】#11 Making Faces のお話。