どんなに英語を学習をしても、うまく成果が見えず「何をしていいかわからない」という気持ちになったことはありませんか。読めば読むほど英語が身に付く英語多読は、そんなあなたの悩みを全て解決します。今回は、Oxford Reading Tree の The Pet Shop をご紹介をします。
CONTENTS
ORT Level 1+:The Pet Shop
ブックバンド: | ピンク |
レベル: | Stage 1+ Patterned Stories |
ページ数: | 12 pages |
語数: | 39 words |
テーマ: | 動物(ペット) wanted |
フォニックス: | × |
時間: | 約2分 |
主人公: | なし |
登場人物: | パパ ママ チップ ビフ キッパー |
⭐️ブックバンドについて…イギリスの学校では、本のレベルを表すためにブックバンドが使われています。ORTの絵本には、それぞれの絵本の裏にブックバンドのカラーをつけることで、絵本のレベルが分かるようになっています。
お話の内容
家族みんなで、ペットショップへ出かけます。チップは、ネズミ、キッパーやビフもそれぞれ好きな動物を見つけて、家族の同意をえようとしますが、なかなか良いペットは見つかりません。そこで、パパが見つけたペット。みんなも気に入りました!一体、どんなペットを見つけたのかな。
ojachanのBOOKレビュー
総合 | ★★★★★ |
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面白さ | ★★★★★ |
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学習効果 | ★★★★★ |
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難易度 | ★★★★★ |
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知識関心 | ★★★★★ |
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異文化理解 | ★★★★★ |
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面白さ・・・ストーリーの意外性や内容の面白さを評価
学習効果・・・文法や語彙、表現について学べ実際に使えそうかを評価
難易度・・・Oxfordが想定する対象年齢と初級英語学習者が感じる難易度を評価
知識関心・・・科学的な好奇心や興味関心を向上するような内容かを評価
異文化理解・・・イギリスと日本の文化的な違いを学べたかを評価
すべての評価は、ojachan の個人的な見解に基づきます。
ojachanの感想
今回のお話は、表紙のゲージに入った子犬を見て、もしかして・・・フロッピーと🐶の出会いのお話!?とかなりワクワク✨して絵本📔を開きました。・・・と思ったら、違ったガッカリ感は否めません。😓
文法的には、【wanted】の繰り返しなので、赤ちゃんも英語を始めたばかりの人も、とても読みやすいお話です。みんながペットとしてよく買っている?動物がでてくるので、たくさん英単語を学べます。しかし、ちょっと個人的には簡単すぎるかなぁ。
どこかでフロッピーの出会いのお話はあるのかなぁ?きっと、内容への期待度が大きすぎました。😱
文法レベル
文法内容:一般動詞過去 |
文法レベル:中1レベル 英検5級 |
キーフレーズ
⭐️絵本に合わせた意訳をしています。
① 冠詞 a と an
Everyone wanted a pet. みんなは ペットが 欲しいです。 |
今回のお話は、一般動詞の過去形がメインですが、前回こちらの記事で↓
一度触れたので、今回は、冠詞について解説していこう思います。
【a】は、「一つの~」という意味の単語です。
日本語は、名詞の数が単数であっても複数であっても、無視することができますが、英語はそうはいきません。名詞の過半数は、可算名詞(数えられる名詞)であり、その名詞が「一つ」なのか「複数」なのか、はっきりさせないといけないのです。
【a】と【an】の違いは、その名詞の先頭が「母音」なのか「子音」なのかで決まります。
「母音」とは、【 a i u e o 】の5つのことで、音を構成する元になる音を指します。
例えば:
an apple アップル(りんご)
の先頭は、「a」から始まるので、ここでの冠詞は、【an】が正解です。
この母音の他にも、子音でも、音が「ア」から始まる場合があります。
例外:an hour アワー(時間)
この「h」は無音で、実際には「ホワー」なんて発音はしません。
正しい発音は「アワー」で始まるので、この場合も【an】が正解です。
このように、冠詞の【an】は、発音をしやすくするために後から生まれた冠詞だと言ってもいいでしょう。
なので、もし子音で始まっても、同じように「母音と同じ音」をする単語を見かけたら、「もしかして、この単語!」とちょっと調べてみるといいですね。😀👍
また母音以外のアルファベットで発するを音を「子音」と言います。
例えば:
a banana バナナ
の先頭は、「b」の「子音」から始まるので、ここでの冠詞は、【a】が正解です。
② 冠詞 a と the
Chip wanted a rat. チップはネズミを欲しがりました。 |
これは、かなり英語学習者を悩ませる文法だと思いますが、眉間にシワを寄せて、真剣に考えなくてもいいかなぁって個人的には思います。
これをおさえれば、とても簡単!です。
【a】 | 「一つの~」 | 不特定(どれでもいい) |
【the】 | 「その」 | 特定する(どれでも良くない) |
もちろん、テストではバツにされてしまうこともあるでしょうが、英会話ではニュアンスの違いが伝わるだけなので、文法的には間違いではありませんので、大丈夫!
例えば誰かに「とても暑いので、窓を開けてほしい」とき:
① I want you to open the window because it’s really hot.
② I want you to open a window because it’s really hot.
はい、どちらも正解です。
しかし、頼まれた人は、違う行動をするかもしれません。
「the window」で頼んだ場合は、きっと「あなたが指定した近くの窓」を開けてくれると思います。
一方、「a window」で頼んだ場合は、頼まれた人は「あ、どれでもいいんだ~。じゃぁ・・・」と思い、「どこでもいい隣の部屋の窓」を開けるかもしれません。(極論で、そんな人はいないでしょうが・・・。)
なので、【the】は「その」と日本語で訳すわけです。
このように、【a】と【the】の違いで、相手に伝わり方が変わります。
今回の重要単語
⭐️重要単語 は、表紙の裏側に記載されている新出語句を数えています。
Focus words : 11 words |
English | 品詞 | 日本語 |
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rat | 名詞 | ネズミ |
pet | 名詞 | ペット |
everyone | 名詞 | みんな |
spider | 名詞 | クモ |
snake | 名詞 | ヘビ |
goldfish | 名詞 | 金魚 |
The Pet Shop クイズ
Basic かんたん
Intermediate ふつう
Advanced 難しい
ペットのクイズ
私のORT900冊の挑戦!
ORTを読んでいる、またこれから読みたいなと思っているあなたに、 900冊あるうち、Oxford Reading Tree シリーズの中から1話ごとに、効果的な英語学習ができるようご紹介いたします。
【英語多読】については、こちらを読んでみてください。
一緒に、ORTでネイティブの子供たちのように、英語を学習しませんか。
次回のお話は; こちらをクリック!
【ORT Level 1+】#31 What a Mess のお話。
前回のお話は ; こちらをクリック!
【ORT Level 1+】#29 Good Old Mum のお話。