Oxford Reading Tree

【ORT Level 1+】#43 The Picture Book Man のお話。

#43 The Picture Book Man

どんなに英語を学習をしても、うまく成果が見えず「何をしていいかわからない」という気持ちになったことはありませんか。読めば読むほど英語が身に付く英語多読は、そんなあなたの悩みを解決します。今回は、Oxford Reading Tree のThe Picture Book Manをご紹介をします。

The Picture Book Man 基本情報


ort the picture book man
Oxford Reading Tree より
ブックバンド: ピンク 
レベル:Biff, Chip and Kipper Level 1+ Decode and Develop
ページ数:12 pages
語数:51 words
テーマ:have と do the +名詞
フォニックス:
時間:約2分
主人公:Alex Brychta
登場人物:キッパー 学校の友達 先生

⭐️ブックバンドについて…イギリスの学校では、本のレベルを表すためにブックバンドが使われています。ORTの絵本には、それぞれの絵本の裏にブックバンドのカラーをつけることで、絵本のレベルが分かるようになっています。

The Picture Book Man あらすじ

学校に絵本おじさんがきました。おじさんは、大きなスケッチブックやペンを持っていました。犬や猫の絵を描いていきます。先生やみんなも絵本おじさんの絵を楽しんでいるようです。さぁ、絵本おじさんはが描いた絵のお話はどうなったのかな…。

文法内容

文法内容:一般動詞の過去形
文法レベル:中1レベル 英検4級

重要単語

⭐️表紙の裏側に記載されている重要単語の語数です。

語数 : 18 words

英語品詞日本語
man
名詞男の人
pad
パッ(ド)
名詞スケッチブック
pen
名詞ペン
fun
ファ
形容詞楽しい
picture
クチャー
名詞

ojachanのBOOKレビュー★


総合    ★★★☆☆

面白さ   ★★★☆

学習効果  ☆☆☆

難易度   ★★★☆

知識関心  ★★★☆☆

異文化理解 ★★☆☆

ボーナス  ★★★☆

面白さ・・・ストーリーの意外性や内容の面白さを評価

学習効果・・・文法や語彙、表現について学べ実際に使えそうかを評価

難易度・・・Oxfordが想定する対象年齢と初級英語学習者が感じる難易度を評価

知識関心・・・科学的な好奇心や興味関心を向上するような内容かを評価

異文化理解・・・イギリスと日本の文化的な違いを学べたかを評価

ボーナス・・・ORTファンが楽しめる作品かどうかを評価

すべての評価は、ojachan の個人的な見解に基づきます。

ojachanの感想

今回も、キッパーの学校生活のお話です。この表紙の絵本おじさんを見て、「もしかして!」と思い調べてみました。

やはり、イラストレーターの Alex Brychta さんだったなんか、感激です。😆絵が上手になる為に、フロッピー🐶を30,000回描いたって言ってますね。Wow!😮

文法的には、一般動詞の過去形で難しくはないのですが…フォニックスを意識するあまり、英語表現がとても不自然な印象を受けました。英語も話せるフランス人の彼にも聞いたのですが「これは変だ。」と言っていました。

正直、読みにくかったです。フォニックスの学習には良いですが、英語学習としてはあまり良くないのかなと思います。Oxford Reading Treeは、たまに不自然な表現も含まれているので要注意です。鵜呑みにしないように

アレックスさんのいつもの水彩画のイラストですが、フェルトペンを使った絵もとても良いですね。

まさか、絵本おじさん👨‍🎨が絵本の中に出てくるとは!キッパーがうらやましい。😌✨

Oxford Reading Tree: Level 1+ More Stories A: Decode and Develop the Picture Book Man (英語) 

レベル: Biff, Chip and Kipper Level 1+ Decode and Develop

絵本の冊数:1冊

著者:Roderick Hunt / Alex Brychta

出版:Oxford University Press, USA (2011/1/1)

キーフレーズと文法解説


⭐️絵本に合わせた意訳をしています。

1. 動詞の “have” の意味、何個知ってる?

The man had a big pad.
おじさんは大きなスケッチブックを持っていました。

この【had】「持っていた」という訳になります。【had】は【have】の過去形です。

現在形(原形)過去形過去分詞
have
had
had

【have】は、動詞の中でも一番よく使う動詞です。そのため、この一つの動詞で色んな意味にとることができます。

~を持っている

I have 5 picture books.
ヴ  ファイブ クチャー ブック(ス)
私は5冊絵本を持っています。

~を飼っている

I have a cat.
ヴァ キャッ(ト)
私は猫を飼っています。

~になっている

Dad had a headache.
ヴァ ヘッドエイ(ク)
父は頭痛になりました。

~がいる

I have a family.
イハヴァ ファミリー
私は家族がいます。

~がある

I have candies in my bag.
キャンディーズ バァッ(グ)
かばんの中にお菓子があります。

~する

I had my hair cut.
カッ
私は髪を切りました。

~を食べる

I had dinner at the restaurant.
ット ザ レストラン
レストランで夕食を食べました。

~を飲む

I’d like to have some coffee.
イド イク トゥ カーフィー
コーヒーが飲みたいです。

~を過ごす

I have a good time.
ヴァ グッタイム
楽しい時間を過ごしました。

~をもらう

I had a phone call from my Mum.
フォコーロム
お母さんから電話をもらいました。

このようにたくさんの訳があるのですが、日本語訳にこだわらないようにしましょう。それが、だとしても、時間だとしても、経験だとしても、全て「所有している」という意味につながります。

2. えっ、 “do + the 名詞”  って何?

He did a picture of a cat.
おじさんは猫を描きました。

【 do the + 名詞】は、日常的によく使うスラングの表現です。doの後に色んな名詞を続けることで、「~する」という新しい動詞を作ることができます。この例文の【did a picture】≈【drawing】と同じで「お絵かきをする」≈「絵を描く」という意味です。

学校で習うことはあまりありません。ただ、表現の一部として参考書によっては登場することもありますよ。

ここでは実際によく使う【 do the + 名詞】の表現をご紹介します。

英語日本語
do a test
ドゥスト
テストする
do a project
ドゥロジェク(ト)
計画する
do the dishes
ドゥディッシー(ズ)
皿洗いする
do the laundry
ドゥウンドリー
洗濯する
do the ironing
ドゥ ディイロニン
アイロンする
do homework
ドゥ ホームワー(ク)
宿題をする
do research
ドゥ リーサー(チ)
研究する
do good
ドゥ グーッ(ド)
ためになる
do harm
ドゥ ハー(ム)
害になる

The Picture Book Man クイズ


いかがでしたか。英語多読で効果的な英語学習をしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回のオックスフォードリーディングツリーは:
【ORT Level 1+】#44 In the Tent のお話。

前回のオックスフォードリーディングツリーは:
【ORT Level 1+】#42 The Caterpillar のお話。